読了!

自転車少年記

自転車少年記

期待どおり、爽やかな感動でいっぱいです。いいなあ、甘酸っぱいなあ、青春だなあ、羨ましいなあ、なんて思いながら読んでいて、読み終えた今は、登場人物とともに自分も自転車で駆け抜けた気分です。
今日の夕方に読み終えて、夜の外出予定にはもちろん自転車で出かけました。単純です。でも、読み終えたときに、主人公ふたりはもちろん、少ししか登場しない登場人物でさえも大好きになって、自転車に乗って出かけたくなる、そんな作品なんです。


以下は、エイトファンとして。
誰かと感動を分かち合いたくて、既に読んだ方の感想を探してネットサーフィンをしていたら、作者の竹内真さんのブログに行き当たりました。すると、山田の怒涛の名古屋営業より1ヶ月ほど前の日付けで、竹内さんがおばちゃんROCKの歌詞(自転車乗ったら〜部分)に触れられていました。さすが自転車少年記を書かれた方だなあという視点です。この感想、一言だけなんですけど、読後ということも手伝ってすごい新発見をした気分になりました。おばちゃんROCKの歌詞に自転車少年記がある!みたいな。興味のある方は上の本のリンクを辿れば簡単に行き当たると思います。

今回のドラマの山田主演は、名古屋営業のときの山田の功績だと思っていたんですけど、もしかしてその1ヶ月前に既に決まっていたのかなあ。それとも偶然竹内さんがおばちゃんROCKに触れてくれたのかしら。偶然だとしたら、すごく縁があったってことですね。占いの類いはあまり信じていない私ですが、何事も「縁」っていうのはあるとは思っています。

読み終えて改めて中スポの山田写真を見ると、まんま昇平と草太に見えてくるから不思議。テレビ愛知サイトのあらすじを読むと、原作とはだいぶ変えてあるんだろうなと思うのですが(分量のある原作を1時間半にするんだから当たり前ですね)、この写真のふたりは原作のイメージにとても近いと思います。ひとつ気がかりなのは、カナデが昇平・草太よりひとつ上っていう設定がかわっていそうなことです。カナデがひとつ上っていうのは、私の中でかなり重要なポイントです。
とりあえず、ドラマがどうなってるかは見てのお楽しみかな。とーーーっても楽しみです。