cat in the red boots

これから見に行く方へ、僭越ながらアドヴァイス。

  1. 長靴をはいた猫はもちろん、その他有名童話をさらっとでも確認しておくと、より楽しめるかも。
  2. CDは迷ったら購入!この舞台を反芻するのになんとも役立つグッズです。

以下、ネタバレ含む感想です。


私は「ちょっとダメな子たちがみんなで力を合わせて頑張って、メデタシメデタシで終わるお話が好き」なのですが、これはまさにそれです。私がより好きな「青春!」というより「ファンタジー」ですが、童話モチーフのお話ですから、そこはそれです。サワヤカに後味良く「うんうん。良かったね!」で終わってくれます。
それから、新感線の役者陣はすばらしいのはさすが当然ですが、斗真も松本さんも負けていません。
斗真は、若くてのぼせやすく、勇気を持って悪に立ち向かう主人公を好演しています。殺陣もかっこいいし。芝居とは直接関係ありませんが、衣装のせいか、更に痩せたのか、今回は特に「細いなー」と思いました。わりと大きめのパンツを履いてるので、その中で足が泳ぐ泳ぐ。たまに太腿にパンツがフィットすると、とても細くて、私のふくらはぎより細そうです。
松本さんは、「アニメ声」と劇中で言われていましたが、そのアニメ声が、魔法の長靴で人間になった猫という役にとても合っていました。キュートな猫さんです。
役者さんて大変だなあと思ったのが、男性がすごくボディコンシャスな服(簡単に言うと全身タイツ)やインリン顔負けの超・ホットパンツをお召しになっていたことです。体当たりだなあ・・・。それから、開演前に指導があって劇中に観客参加の演出があるのが楽しかったです。ジャニコンでも手振り大好きな私は、ああいうの大好きです。
なんか散漫な感想ですが、総じて言うと楽しかったってことです。ファンタジーですから、どちらかというと女性向け舞台かなと思いました。