自転車少年記 文庫

読み終わりました。

単行本の文庫化じゃないです、これは。むしろ続編かな。単行本で大人になった昇平が単行本を回想してる感じです。

そのときそのときの目線で描いてある単行本の方が、躍動感や青春の焦燥感に溢れていて好きだけど、単行本でさらっとしか触れられなかった場面、昇平の自転車での仙台旅行なんかの詳細がわかってそれは嬉しかったです。単行本では奏さんに比べて魅力がわかりにくかった朝美さんも、文庫版ではとても素敵な女性だってことがわかったし。それから、単行本の完結時にとっても気になってた草太と奏のその後のことが、詳細は触れられないながらも、うまくいってるんだろうなというふうにわかったのも良かったです。

来週名古屋港にドラマのPRブースを見に行こうかなと思ったんですが、でもあのイベントって入場料が1000円もするんですね。びっくり。衣装を見るために1000円かよ、とか言いながら行っちゃうなあきっと。